老人性痴呆症の進行著しいミトヤケです。晩ゴハンはまだですか？
あ。おにぎり。はぐはぐ。
ほら、アレですアレ。妄想ネタにしようとメモっておいたコトバの意味が判りません。
「雨男はハゲ」
これ、どーゆー意味なんでしょう。どんな妄想にしようとしたんでしょうか、私。
ところでゴハンはまだですか。あ。ごきぶり。はぐはぐ。

酸性雨に関する懸念をお持ちなのでは？

私も考えてきましたぁー

雨男の頭頂部に、優しい雨が降り注ぐ
やがてその頭のてっぺんから薄緑の双葉が生える
双葉は根をはり茎を伸ばし、ついに大木に
大木は時を経て森へつながる

森が危ない！森林伐採、はげ山の一夜
パルプを守れ！ユーカリを植えるな！
不毛な論争は続く、、、

あああ、全然違う！こんなんじゃねぇ！
どうか思い出してください、、、

あと、ごきぶりでもなく、、、いや、胃に入っちゃえば一緒一緒！
問題ないです、、、

・・・おぇーうがぁっ

つまり…

サクランボの種を飲み込んだ事による人体内の発芽…
その結果頭頂部に生じた桜の木を抜く…
できた穴に雨水が溜まって池となり…
悲観した当人が頭の池に入水自殺した…

それが真相です。そうに決まってます。

老いたりといえども抜群の記憶力を誇るミトヤケです。円周率を極限まで暗唱します。3.14 。

＞助手さん
雨男と酸性雨。男。雨。ああああ !! 忌まわしい戦争の記憶がッ!!
隊長殿、補給はまだでありますか？食料が底を尽きすでに４日。隊の士気も低下しております。せ、僭越ながら申し上げますれば、一時撤退しタサファロングの泊地で輸送船を待ち、食料の確保を最優先とすべき……あうっ。ぐほっ。
も、申し訳ありませんッ!! しかしここには何も。雨期のガダルカナルに食える野草など何もッ!!

＞竹口ユキさん
おにぎり。おにぎりですよユキさん。
便利な時代になったもんですなあ。コンビニ、というんですか？あそこで買ってきた『おにぎりホイホイ』です。こうして紙細工を組み立てて置いておくだけで、翌日には中におにぎりがいっぱい。
ささ、遠慮せずお食べなさい。ユキさんは若いんだ、たんとお食べなさい。

＞和むさん
あ。代理のぼらんてあさん。そうですか和むさんと仰る。ユキさんはおにぎりが嫌いなようでした。最近の若い人はお米を食べないんですなあ。
雨男の頭頂部に、優しい雨が降り注ぐ。おお、詩ですか。うんうん。え？思い出すって――せ、戦争の話ですか餓島の事ですかッ!?
違いましたか。いや失敬失敬。あ。そういえばゴハンの時間です。はは、おにぎりは出しません。カニ料理です。今日は加工前の新鮮な蟹を調達してみましたよ。白マダラトタテ蜘蛛。
ささ、遠慮せずお食べなさい。