オレの前世はラーメンでした。
ナルト、シナチク、チャーシュー、トンコツ
この名前やことばに記憶のある人、ムー帝国ラーメン戦争で戦士だった人
連絡してください。

くるぶし軒さんですか。となかいです。
チャーシューメンまだですか？おなかすきました。
ムー帝国じだいに、ちゅうもんしたんですよ。
もう２まんねんも待ってます。はやく持ってきてくださいね。

ちくしょう！
オレの前世は紅ショウガだったっ！今は電気餅つき機だっ！
いつの世もマイノリティは迫害されるのかあ！くうっ・・・
ああ来世はせめて・・せめてフライ返しぐらいになりたい（号泣）

今でましたからぁ。

ぜんっ、せえぇぇぇッ!! 袖っ、ふれあうも他生の縁んんんん！
因縁です奇縁です巡る因果の糸車なのですッ!! チャーシューメンを食べるために生き、チャーシューメンしか食べられぬよう黒ムー帝国の遺伝子工学によって改造された私の記憶が、撲滅麺士（死後２階級特進）の記憶が今、まざまざと蘇るではありませんか前世!!

そして偶然にも目の前に出前のチャリが。あああ恐るべき運命のチカラ。
黒ムー帝国的奪取ッ!! アーンド遺伝子工学の勝利的咀嚼、咀嚼、そしゃくぅぅぅ!!
いただきまーすと言う前に全てが私の胃袋に！ごちそうさま前世ッ!!

しくしくです。チャーシューメン、まだきません。
ムー帝国のときも、そうでした。となかいはおなかがすいて、おかしをたべました。
そしたらあれれ？歯がいたいぞ。
ムーのひとは、おかしをたべてムシバになったんです。
しかも、ムーのオキテは、はいしゃさんきんしでした。
いたくていたくて、でもたべものは甘いおかししかなくて。こんなことなら、しんだほうがマシ。
なので、みんなそろってじさつです。くそう。黒ムー帝国め。

　ムー帝国の王はラ・ムー。彼が高度な科学力を結集して、民のために作りたもうた完全食品（エン）は、王の栄光と慈悲の賜であるとして、ラ・ムーの名を冠せられ「ラ・ムーエン」と呼ばれた。
　これが転じてラーメンとなった。
　ラ・ムーは進取の気概に富んだ賢王であった。テレパシー注文ひとつで、迅速にラーメンを配送するサイキック・ネットワークを築き、この運営にエリート超能力者をあたらせたのだ。超能力者がPKを発動するときに唱える真言が、「イ・マーデマ・シタ」である。
　ムー帝国崩壊後も「真言とラーメン」の関係は口承で伝えられたらしく、日本などの太平洋に面した島々では、デリバリー時に真言を唱える習慣がある。
・・・・・・・・・・チャーチワード「ムー帝国の興亡」より